上流の情報をつかもう
上流の情報としてよく例に出されるものに競売物件がありますが、
私自身は競売の経験がありません。
最近はご承知の通り、競売システムが広く公開されたことで一般化し、
落札価格が上がってしまったようです。
競売物件にはもうメリットがなくなった、と言う人もいます。
それはともかく、何よりサラリーマンの場合では、
平日の昼間は動けないので官庁での対応がむずかしというネックがあります。
また、競売物件というと面倒なトラブルがあるように思いがちですが、
競売物件だからといって問題ある占有者が必ずいるとは限りません。
しかし、問題がないかどうかを見極め、
問題がある場合に退去交渉などをして綺麗な賃貸商品に仕上げるためには、
労力や時間、スキルが必要です。
このあたりが、本業を持つサラリーマンには大きな負担になってしまいます。
次に、任意売却物件(略して任売物件と呼ばれます)ですが、
銀行と特別の関係のない見ず知らずの素人が、
金融機関や弁護士の先生に飛び込みでお願いしても、
まず紹介してもらえません。
それなりのルートをお持ちのプロの不動産業者さんを経由して、
情報収集、権利関係の整理をお願いすることになります。
私の体験からも、まずは不動産業者さんとのお付き合いを深めなければ、
任売物件にまではたどり着けませんでした。
いくら上流の情報がいいといっても、実際に回ってこなければ意味がありません。
従って、確実に実行できる方法としては、仲介業者さんが独自に持っている仲介情報
(特に専属専任媒介情報)を、市場に流通する前に、
なるべく早期につかむことです。
そのためには、なるべく多くの業者さんへ同時にお願いしておく必要があります。
とはいえ、業者さんもビジネスですから、
確実に成約してくれそうな顧客から優先的に情報提供します。
契約実績のある馴染みのオーナーさんに、
それも上流側から優先的に紹介するはずです。
その情報が、飛込みの一見さんの顧客に回ってくるのは、
馴染みの顧客を一巡した後ということになります。
ですから、このような上流情報をお持ちの業者さんと、
いかに実績、信頼関係を築き上げていくかが、重要になります。
信頼関係を築くためには、ギブアンドテイクが基本です。
つまり、業者さんが上流情報を出せば、確実な成約と決済につながる、ということです。
この関係が築ければ、さらにプラスアルファのいろいろなメリットが生まれるはずです。
もちろん、うまいタイミングで、売手オーナーの事情と買手の指値がかみ合えば、
希望価格で入手でき、意外なお宝不動産に化ける可能性があります。
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