●「ドル・コスト平均法」の理論でマンション投資
家賃収入でローン返済できると踏んでの決断でしたが、
実際にやってみると、そんな甘くはありません。
維持管理費や税金で、家計の財布から現金がどんどん流出していく有様。
そこでふと気づいたのが、入社時に始めた会社の「持株会」の仕組みです。
毎月1万円ずつコツコツ積立てて自社株を買っていくことで、
平均すると意外と低い買い値になっているではありませんか。
高い時に株を買ってしまったら、
株価が下がったときに買い足せば、
トータルでは平均コストが下がり、株価が戻した時に利益が得やすくなります。
毎月小額ずつ買い足すことで、
つまりは「ドル・コスト平均法」というお馴染みの原理を知らぬ間に実行していたわけです。
マンションでも同じなのではないどろうか。
高い時に大きな借金で買ってしまったのだから、
定期家賃収入のあるマンションを安く買い足せば、
ローンの返済額よりも家賃収入の方が増えて、
今までとは逆に、お金が毎月家計に入るようになるはずだ。
そんな何とも単純な発想をしたわけです。
(この毎月家計に入ってくるお金のことを、
キャッシュフローと言うのだと後で知りました。)
今思うと、株式投資の「ナンピン買い」の原理で、
戸数を買い増すことで家計の収支状況を改善しようとしたのが、
本格的な投資活動のきっかけだったのです。
この頃は、家計の通帳から現金が流出していく事実が恐ろしく、
何とか毎月通帳に現金が入ってくるようにしないと、
いつかローン破産してしまうのではないかという不安から、
漠然とした概念だけを頼りに手探りで実行に移していきました。
これが私の不動産投資の始まりです。
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