「ホテル区分所有」への投資はどうか?
「ホテル区分所有」というと話がちょっと脇道にそれるように感じるかもしれませんが、
建物の一部を賃貸する事業だという点では、
ワンルームマンションもウィークリマンションもホテルも、
期間の長短以外はそれほど違わないと考えることもできます。
ホテルへの投資は、部屋ごとの区分所有と、
物理的な区分持分がない小口化持分(パートナーシップ)とに大別されます。
前述の「小口化の原理」からすると、
小口化された空間をさらに時間で小口化した究極の姿と言えます。
このような投資を行う前には、
まず、どんな契約システムになっているのかを調査することが基本です。
通常の居住用の不動産への投資と根本的に違うのは、
ホテル区分所有の場合は、経営利益からの分配であることです。
従って、賃貸家賃と異なり、景気や周辺ホテルとの競争での変動リスクが大きくなります。
そのリスクに見合うように期待利回りも高くなり、
売却価格は安く、資金回収期間は短めする必要があります。
検討にあたっては、ホテル経営会社、管理会社、オーナー組合などの権利関係を十分調査し、
会社業績・信用調査を行います。
非上場会社の場合、帝国データバンクのデータベースが参考になるでしょう。
将来、思わぬM&Aや倒産もあり得ます。
そして、インターネットの旅行・ホテル予約ページ等で、
利用者の声などからサービス・評判を事前調査します。
ご自分で実際に宿泊したり、半日ぐらい、ホテルスタッフの接客対応を観察してもいいでしょう。
周辺ホテルとの比較で立地や老朽化を検討します。
現地調査もマンションとは次元が異なり、
社債か株を買うくらいの気構えが必要でしょう。
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